FREEZE Arrow作成法(For Delight Delight Reduplication)

詳しくは、Rhythm-itのサポートページに載っていますが、多少複雑かもしれないので、簡単にフリーズアローを作る方法を載せたいと思います。
というわけで、理論などはRhythm-itのサポートページでどうぞ(手抜き)。

前提条件として、BMS Creatorを使用して制作することとします。そうでない方はRhythm-itのサポートのほうでどうぞ。

最低必要ソフト

・BMS Creator
・テキストエディタ(Windows標準のメモ帳でも可能だが、容量が大きくなるとつかえなくなることがあるうえに、後で使用する文字列の置き換えが使用できないので、別のを用意することを勧めます)
(ここではAzEditを使用します)

フリーズアローとは…

いまさら説明不要と思いますが、本家Dance Dance Revolution 6th(通称DDR MAX)から採用されている踏みっぱなしにしなければならないシーケンスのことです。それをにっくる氏のソフトDelight Delight Reduplication(以下Delight)のDDRモードで対応することになったので、その呼び名です(ちなみに本家DDR MAXでは踏みっぱと表記してるはずです)。

作成法

ここから解説するのは1P用譜面限定です。2P用譜面の作り方はこちらでどうぞ。

1.BMS Creatorを起動後、対象となる曲を割り付ける(DDRモード用BMS制作なので…)。

2.プレイモードを 2PLAYER に指定

3.フリーズアロー化したい部分のシーケンスの始点終点2PLAY側の部分に貼り付ける(今回の場合水色の部分です)。
 ちなみに、譜面に使う(逆にいえば音楽以外の)シーケンスには無音wavファイルを使うことを強く推奨します
(本家DDRでも、踏む時には音は出ませんしね。丁寧にハンドクラップを入れるなどする場合は別ですが…)。

未定義部分を使ってもかまいませんが(こっちのほうが余計なファイルが増えなくて済むという利点はあるものの、作成時にちょっとわかりづらいという点もありますし…)…。

フリーズアローに対応していないソフト(旧バージョンのDelight等)の為に、1P側(始点のみ)にも貼り付けましょう。

4.保存してBMS Creatorを終了。

5.保存したBMSファイルをテキストエディタで読み込む(以降はテキストエディタでの作業となります)

6.Player をからに変える。

7.Header部(HEADER FIELD〜MAIN DATA FIELDの間)に #LNTYPE 1 と入力
Delightでは必須ではないものの、他のソフトでこの項目が無いと使用できない場合なども考えられるので入れておきましょう。

8.すべての#***2*となってる部分を#***5*に変えます。(テキストエディタの置き換え機能をつかうと便利♪)

 → 

9.テキストエディタから保存。

10.完了です。

ちなみに、これで作ったデータのスクリーンショットが↓です。ちなみにこのBMSファイルは公開されてませんので。あしからず。


また、当然のことながら6パネルも可能です。(↓スクリーンショット)




11.もし、BMSファイルを修正する場合は、#***5*になってるところを#***2*に戻して、Playerを1から2に直してから修正して下さい。

注意:これで作成したBMSファイルをBM98で読み込ませるとエラー(コンパイルエラー)が出ます(ま、BMSの仕様だからしょうがないけど…)。作成したBMSを公開する際には、Delightの最新版を使用することを公開用ページやReadmeに書くなどしたほうが親切だと思います。

お願い…誰かBMS用に文字列を自動で置換するツールを作って欲しいのですが…(自分が作ればいいのだろうが…)

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