BMSの調整

 DelightのサポートBBSを見ているとDelightをプレイしていて…音とシーケンスがずれるということがよく起きるそうです。

考えられる要因は…

・発音遅延(USBオーディオ等)
・製作者とプレイヤーのPCの環境や設定が異なる。
・製作者サイドのミス。

 などが考えられます。その修正方法はサポートBBSの過去ログを見れば解決できるのも多いですが、どうしてもテキスト上での返答になってしまうので、ここで解説したいと思います。

1.発音遅延

 USBスピーカーを使っている場合には発音遅延(音が遅れて出る現象)が起きますのでDelightをプレイするさいはUSBオーディオは好ましくありません。
 余談ですが、USB接続のMOから曲データを読み取る時にあまりにもデータサイズが大きいとDelightがフリーズしてしまうことがあります。
 Delight等の音を扱うソフトやファイルサイズの大きいファイルを扱う時はUSBは不向きです(USB2なら問題無いと思うけど…)。

2.製作者サイドのPCとプレイヤーサイドのPCの設定や環境の違い。

最も多いのがこのタイプかもしれません。設定を少し変えれば治ることも多いようです。

対処法:(Win98SEですが、他のでもほとんど同じニュアンスで…(汗;;))
コントロールパネル→マルチメディアを選択。
その後、オーディオタブの再生欄の「詳細プロパティ」をクリック


そして、サンプリングレート変換の質を「標準」までスライドさせます。


ほとんどの方はこれで治るようです…。

あと、SoundBlaster Live!シリーズを使っている場合、Live!WareをVer.2.0以上にすると直ることがあります。(DDR Supprot Page FaQより転載)

3.製作者サイドのミス。

こればかりはなんともいえませんが…。製作者に連絡するなりしたほうがいいとは思うのですが…。
自分で直す知識も持ち合わせるといいかもしれません。

修正したファイルをメールに添付して「間違ってますよぉ」とか送れば作者も気分を悪くすることはないでしょうし(文章次第でしょうが)。

そんなことは置いといて、ありがちなミスとその対処法を紹介します。

I.BPMの間違い

最もありがちです。その中でも1番多いタイプが小数点未満を設定していないタイプです。
0.1違うだけでフレーズはズレてくるものです。

Iの対処法。

1番簡単です。BMSファイルをテキストエディタやBMS Creator(以下BMSC),GDA Creator(以下GDAC)などで開いてBPMの値を変更するだけです。
正確なBPM値を測定するためのソフトもオンラインで公開されていますので、それを使って正確なBPMを出して修正します。
Google等で検索をかければ出てきます。
あと、シーケンスが早く感じる場合はBPMの値を下げる、遅く感じる場合はBPMの値を上げるという方法でも可能です。

II.曲の開始位置のミス

意外とあるかもしれません。192分音符単位でズレているだけで全然違ってきます。

IIの対処法

BMSCやGDACで開いて見て、最初の音の定義位置が最初の小節の1番最初に定義されていない場合
  

な状態の場合。

192分音符単位で最初の音の定義位置を調節してみてください。

開いてみて、最初の小説の1番最初に定義されている場合…

シーケンスのほうが音より遅い場合は、上と同じ方法で調節可能です。

シーケンスのほうが音より早い場合は、各ソフトの最初の小節上で右クリックして、小節の追加を選択後、ずらせば調節可能です。


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